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2013年5月14日 (火)

干しあけび(続)

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青森の江渡茂彦さんが送ったくださった「干しあけび」。いっしょに入っていたメモを読みながら、料理を作ってみました。

▼下準備=もどす
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メモには「沸騰したお湯に入れてふたをし、冷めるまで置いておくとやわらかくなる」と。写真は、朝熱湯に入れて、夕方近くに冷めたところです。

▼確かにやわらかくなっていた
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▼干しあけびの料理
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「みそ煮」はあけび料理の基本らしく、よく紹介されています。が、前に生のあけびで作ったことがあるし、なんかのらないなぁ。定番の「俵煮」は、うち豆、ごぼう、にんじん、油揚げ、かんぴょう、にしん…と材料を揃えなくてはならない。この中で手もとにあるのは、にんじんがたくさんと油揚げだけ。
結局、細切りにした干しあけびとにんじん、油揚げを炒め煮にしました。これをおみそと砂糖で調味すれば「みそ煮」になったのですが、しょうゆとみりんで。

食べると、予想通り、苦い。あけび&干しあけび初心者には、ちょっと気になる苦みです。にんじんの甘みや油揚げのコクを楽しむ前に、苦みがおおってしまう。やっぱりおみそを使えばよかったのかな。もっと苦みを消すもどし方があるのかもしれない。

ネットには、干しあけびの戻し方がいろいろ出ていました。

  • 水から入れて沸騰する直前に火を止める。
  • 調理する前日に多めの水で30~40分煮る。
  • ぬるま湯に浸し、2,3回替える、急ぐときは熱湯に浸ける。
  • 半日水に浸ける⇒鍋に水とあけびを入れて火にかけ沸騰させる⇒鍋に水、あけびを入れ、火にかけて煮立て、火を止め、自然に冷ます⇒冷めたら時々水を取り替えながら、1~2回、水に浸ける。
  • 1週間水に浸ける⇒水から茹で、沸騰したら中火にして、30分煮る⇒3日間、毎日水を替えてさらす。

書いている人によってそれぞれです。最後のもどし方は10日間もかかるんだね。
苦いのは、時間が足りなかったのか、水を替えた方がよかったのか…。作るほうも食べるほうも経験不足でした。

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コメント

クサマさん、こんにちわごぶさたしてます…
あけびは干してもやっぱり苦いんですね…生のあけびの時もですが、アク抜きをしっかりしないと苦いんでしょうね…

投稿: 松太郎ママ | 2013年5月31日 (金) 12時07分

確かに、もう少しアク抜きをした方がよかったかも、ですね。
ただ、作ってから1~2日経って、冷たくなったものを食べたら最初ほど苦くありませんでした。
それと、食べ慣れている人は苦みを楽しんでいると思います。まだ、この味に慣れてないなぁと思いました。

投稿: クサマヒサコ | 2013年5月31日 (金) 14時05分

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