伝統野菜はおもしろい!
6月1日(土)、「伝統野菜はおもしろい ~なぜ守るのか、なぜ伝えるのか~」という特別講座を開きました。
NPO野菜と文化のフォーラムが主催する[野菜の学校]では、この3年間「日本の伝統野菜・地方野菜」をテーマに勉強会を開いており、運営している私たちは、知れば知るほどその奥深さ、おもしろさに魅了されています。
7月からスタートする[野菜の学校2013]は日本の伝統野菜をテーマにする最終期です。その前に、私たちがなぜこんなにはまってしまったかを伝えて、まだその魅力をご存じない人たちにもぜひ一歩踏み入れてもらいたいと思い、この特別講座を開くことにしたわけです。
ラッキーなことに、伝統野菜の世界のシンボルともいえる存在の江頭宏昌先生と、農産物流通改革のシンボルであり、野菜の味には格別な一家言をもつ山本謙治氏を、スピーカーにお迎えすることができました。
江頭先生から届いた配付資料は午前3時のタイムスタンプがありました。超多忙ななか、今回は庄内とのあいだを夜行バスで往復されるという強行軍です。6月中の講演が6本も予定されており、来週末は熊本だそうです。映画「よみがえりのレシピ」をきっかけに、伝統野菜に対する関心が高まっているとおっしゃっていましたが、それもご多忙の原因ですね。
もう一人のスピーカーは「やまけん」こと山本謙治さん。トルコから帰ったばかりで、「まだ時差ぼけ」なんてとんでもない。野菜の味は「品種×産地×肥料×育て方×食べ方」というきちっとした話を、全国を飛び回っている経験と、豊富な写真とともに話してくれました。
お二人に深く感謝します。
▼お茶タイムのお茶うけ
「毛豆」のオリーブオイル漬け(青森)、その右ヨコは不明。さらに右は「うるしのいんげん」の甘煮(山形)、下の長いのはわらび(庄内)
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