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2013年8月14日 (水)

野菜の学校(2) 刈羽(かりわ)節成きゅうり

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8月の[野菜の学校]は新潟の伝統野菜を勉強しました。講師は新潟からいらしてくださった、一次産業プロデューサー山岸拓真さんです。食べくらべのテーマにとりあげたのは「刈羽節成きゅうり」。▲さすが伝統野菜。形や色がそれぞれ個性があって魅力的。

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資料をまとめてみると、下記の通り。
  • 鯖石川の下流域、柏崎市西中通地域の橋場地区で古くから育られてきたきゅうり。つるの節ごとになるので「節成」という。
  • 1909(明治42)年、与口虎三郎氏が採種を始めた。門外不出であったタネを、子息の与口重治氏が周囲を説得して世に出した。
  • 1910(明治43)年、「刈羽節成採種組合」が結成され、全国的に売り出した。当時、きゅうりの種は米の25倍もの値段がついた。
  • タネ採り用として栽培の最盛期は、大正から戦前にかけて。中国やアメリカにもタネを輸出していた。
  • 昭和40(1965)年代まではこの地方できゅうりというと「刈羽節成」だったが、新品種の導入により姿を消した。
  • 2007(平成19)年に行われた「ふしなり座」による舞台公演「刈羽節成きゅうり-今昔-」がきっかけとなり、保存されていたタネをもとに、40年ぶりに栽培が再開された。
  • 2008年、「柏崎の伝統野菜」認定。2009年、加工所「にしなか菜々彩(なないろ)工房」開業。一口オーナー制度「菜々彩色くらぶ」がスタートし、刈羽節成きゅうりをサポートする動きが広まっている。

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「刈羽節成」は青葉高先生の本にもありました。
 
華北系品種もまた古くからあったらしく、その血をひくと思われる品種が各地に残っている。たとえば、聖護院(京都)、金沢節成、加賀節成(石川)、刈羽節成(新潟)、岡部、会津葉込(福島)、南館、外内島(山形)などは華北系の血をひく品種で、第二次大戦直後まではそれぞれの地方の特産品になっていた。(『日本の野菜』(青葉高著・八坂書房))
 
へーえ、加賀太の仲間なんですね。そういえば確かにずんぐりしている。

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