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2013年8月19日 (月)

野菜の学校(7) 続・続々・新潟のなすたち

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よそから新潟へ来て変容し、新潟の複数の品種になったケース、もう一つの「モトなす」は大阪の「泉州水なす」です。それが新潟に土着して「十全なす」になりました。本家の「モトなす」は改良・選抜されて現在の「泉州水なす」になり、いま、古い形をとどめているのは「十全なす」とか。
 
▽泉州水なす
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▼白十全
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  • 大阪「泉州水なす」のオリジナルに近く、なので「本十全」とも。
  • 現代のなすと比べると外観はよくないが、スッと入っていく包丁のただごとではない感触、現れる断面は驚くほど美しい。
  • 果皮がやわらかく、果肉とのバランスがよい。
▼黒十全(梨なす)
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  • 「白十全」の中から果皮色の濃いものを選抜した。
  • 断面の美しさ、皮と実のバランスのよさは本十全譲り。
  • 水分を含んだ果肉はきめ細かく、しっかりした歯触り。
  • 長岡では「梨なす」と呼ぶ。
  • 「新潟黒十全」は、長岡の「梨なす」から開発したF1種。

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