野菜の学校(4) 勘次郎きゅうり
- 約120年前に、鮎川村西村の吉田半十郎家から真室川町の姉崎勘次郎家に嫁いだヨシノさんが伝えたもので、姉崎勘次郎家に「このきゅうりだけはなくすなよ」と代々伝わってきた
- きゅうりの青臭さや苦みがほとんどなく、フルーツのような味があり、みずみずしい。ほのかに甘味がある。華南系、黒いぼ。果肉はやわらかめ。
- 漬けものにすると、明るい黄色になるので、普通の青きゅうりと並べたときに彩りがよい
- 100年以上前から代々作られていたが、2007年まで、町内でもほとんど知られてなかった。
- 最上地域で、県の調査事業があり、昔から伝わる野菜を発掘し、町や地域の資源として役立てようと町民に呼びかけたところ、隣家でつくっているという勘次郎きゅうりを紹介してくれた。
- 訪ねていくと、その年は栽培に失敗したとのこと。漬け物になった2本と、追い蒔きで確保できたひとつまみの種があった。
- 作っていたのは70代の夫婦で、畑の後継ぎがいないと言うので、町内の産直グループで作らせてもらいたいと頼み、タネを譲り受けた。
- 現在、町内の、「産直まごころ工房」の生産者10名が、300本ほど植えつけている。
- 植えはじめてから5年目(今年は6年目)、「勘次郎胡瓜」の特徴もわかってきて、いろいろな料理も紹介できるようになった
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コメント
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
投稿: 株の勉強 | 2013年10月11日 (金) 10時59分