イワテヤマナシの標準木
先生によると、イワテヤマナシのオリジナルは、中国黒竜江省とロシアの国境に流れるユスリー(ウスリー)川流域にたくさん生えています。そこで、‘Pyrus ussuriensis’(ピルス・ユスリエンシス)という学名がつけられました。緯度的には早坂高原よりもちょっと北、札幌のあたりです。そのピルス・ユスリエンシスの特長がよく現れているのが、早坂高原にある「標準木」とされる木なのです。葉が落ちて枯れているように見えますが、枯れているわけではなく、実もところどころについていて、細い枝や樹形などふつうのナシとはまったく違います。
木のまわりに宇宙があり、そこから目を離すことができません。「白のガンダルフ」のようです。いつまでも見ていたかった。
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