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2013年11月 6日 (水)

野菜の学校(3) 会津小菊かぼちゃ

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11月の[野菜の学校]のテーマは会津伝統野菜です。
「会津小菊かぼちゃ」は東洋種。東北では17世紀からかぼちゃが作られている、といいます。そのサイズが1㎏に満たなかったので、明治後期以降改良が重ねられ、第2次世界大戦後の食糧難を背景に、大型化、味は劣化してしまった。そんなときに、会津若松の池田易次さんという生産者の作る小さいがおいしいかぼちゃが発見され、これを育成して固定したのが、今の会津小菊かぼちゃなのだそうです

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<プロフィール>
  • ウリ科カボチャ属
  • 日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類に大別される。日本かぼちゃはねっとりとして水分が多く、甘みが少ない。西洋かぼちゃは粉質でホクホクしている。ペポかぼちゃは個性的な形をしたものが多く、味が淡泊。
  • アメリカ大陸が原産。コロンブスによってヨーロッパに持ち帰られ、世界中に広がった。日本へは、ポルトガル人により16世紀中期に九州に伝えられた。
 [会津小菊南瓜]
  • 会津若松市飯寺地区及び周辺が産地で、7月中旬~8月中旬が旬。
  • 江戸時代、およそ350年前から会津若松市の門田町飯寺地区を中心に「飯寺(にいでら)カボチャ」 として栽培されてきたとの記録もあり、戊辰戦争の際、兵士たちが食べていたといわれている。
  • 皮が固いため長期保存ができ、熟してくると表皮が淡い赤褐色になる。甘くてねっとりとしたかぼちゃ。実がしっかり入り、大きさの割に重圧があるもの、粉をふいているものもよい。
 [会津金山赤かぼちゃ]
  • 赤というよりは全体的に濃いオレンジ色で、茎が太く、形は扁平、お尻にはリング状のくぼみと突き出た独特の凸へそがある。
  • 皮は薄く、果肉はオレンジ色。ホクホクした食感と強い甘みが特徴で、栗やさつまいもにたとえられる。
<栄養・機能性>
  • かぼちゃは炭水化物、抗酸化力のあるビタミンA、C、E、食物繊維、カリウムを豊富に含んでいる緑黄色野菜。日本、西洋、ペポかぼちゃで成分値にかなり差がある。
  • 夏に収穫されるかぼちゃを冬至に食べる習慣は、かぼちゃの豊富なβ-カロテンが、粘膜や皮膚の抵抗力を高めて風邪などの予防に役立つことや、冬場の野菜の少ない時期に保存がきく緑黄色野菜であったためといわれている。
<調理>
  • 会津小菊南瓜は煮物が一番という。
  • 奥会津金山赤かぼちゃは煮物、揚げ物、スープなどにするほか、甘さを生かして作ったようかんも人気商品となっている。

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