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2013年12月20日 (金)

野菜の学校(12) べにばないんげん

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「ぐんまの伝統作物」の一つ「べにばないんげん」は、北海道を経て1920年に群馬県吾妻(あがつま)郡六合(くに)村にやってきました。「べにばないんげん」の栽培は、標高700m以上でないと収量が安定せず、品質的にも劣るのだそうです。

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以下、配付資料を中心に、プロフィールをまとめました。
  • べにばないんげん(紅花隠元、学名:Phaseolus coccineus, 英名:Runner beanまたはscarlet runner bean )、マメ科インゲンマメ属の多年草(霜にあたると枯死するため日本では一年草)。ハナマメ、オイランマメとも呼ばれる。花は紅色で、豆には虎斑模様がある。変種に花や実が白いしろばないんげんがある。
  • メキシコの Tehuacan 遺跡から2000年以上前の栽培化されたべにばないんげんの種子、同じくメキシコの Ocampo 遺跡から7000年以上前の野生の P.coccineus の種子が発見されていることから、 中央アメリカのメキシコ付近で栽培化されたと考えられている。
  • 大航海時代に欧米へ導入され、日本へは江戸時代後期にオランダ人によってもたらされた。当初は観賞用の植物だったらしい。本格的な栽培が始まったのは明治時代。主に東北地方や長野県の高原、北海道など冷涼な地域で栽培される。
  • 群馬県では、戦前は主として六合村入山の田代原で栽培されていたが、戦後は六合村に加え、周辺の長野原町や嬬恋村に広がり、一部利根郡下でも栽培さている。
  • 日本では熟した豆を煮豆や甘納豆、餡の原料とすることが多いが、欧米では若い莢を野菜として用いる。
  • インゲンマメ同様に毒性のあるレクチンの一種フィトヘマグルチニン(PHA)を含むため、調理の際はよく火を通す必要がある。
 
▼こちらは「白いんげん」と呼ばれる、しろばないんげん
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▼べにばないんげんの試食は煮豆の缶詰
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これ、おいしい。
 

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

投稿: 添え状の書き方 | 2014年5月17日 (土) 12時06分

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