野菜の学校(9) 時沢理想だいこん
- 地元の「富士見かるた」に、「県下の名産」とうたわれ、江戸時代には前橋藩主へ献上された極上のだいこん。
- 赤城山の噴火により退席した火山灰土地帯で、砂地なので、だいこん栽培に適している
- 戦後、年末の現金収入源として定着、昭和32(1957)年から昭和60(1985)年ごろまで川崎市場に出荷していたが、その後減少。
- 「幻のだいこん」といわれ、片貝俊雄氏が一人自家採種を続けている。2009年富士見商工会を中心に、有志が復活プロジェクトを立ち上げた。
- 真っ白で真ん中より少し下のところがふっくらしている。皮が薄くやわらかい。
「旧富士見村時沢地区のたくあん用干しだいこん(生産)は、江戸時代から始まったという」と、手持ちの資料に書いてある。たくあん用に干しだいこんを作ることがその頃から産業になっていたというのは、とても興味深い。カット野菜の源流といえなくもない。
いりこ、しょうが、赤唐辛子を入れた土佐酢にだいこんを漬け、冷蔵庫で1~2時間おく。
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