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2014年1月28日 (火)

野菜の学校(12) 中島菜の加工品

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「中島菜」は能登伝統野菜のトップスターといっていいでしょう。どちらというとおとなしい姿ですが、すきっとした辛みと、りりしい歯ざわりには独特の魅力があります。おまけにビタミンCはこまつ菜の3倍、最近は高血圧を予防するはたらきがあることがわかったとのこと。地元もPRに力が入るわけです。

一次産業(農業水産)+二次産業(加工)+三次産業(流通)=六次産業とも、一次×二次×三次=六次産業ともいわれていますが、日本全国の畑で、野菜原体だけでなく、加工し、販売しよう、と六次産業化を進めています。
中島菜のパンフレットには、その成果ともいうべき加工品がいろいろ。漬けものはたぶん昔からあったでしょう。次はペーストかな。その後いつ頃からか、ドライフリーズした粉末が出てきて、活用範囲がとても広くなりました。シフォンケーキ、プリン、お茶、塩などは新しい加工品だろうと推測します。
 
その中で[野菜の学校]にやってきたのは、カステラ、うどん、こんにゃく。みんな食べやすい、ということは、「中島菜感」が希薄であることはやむを得ません。
 
▼カステラ
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原材料:鶏卵(能登地どり)、砂糖、小麦粉、中島菜、水飴、蜂蜜、みりん
 
▼うどん
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原材料:小麦粉、食塩、中島菜(粉末?)
 
▼こんにゃく

原材料:こんにゃく精粉、中島菜粉末、クロレラ、水酸化カルシウム

 

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