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2014年2月 5日 (水)

野菜の学校(1) 長崎の伝統野菜

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[野菜の学校]2月は長崎の伝統野菜がテーマです。長崎は、外国に開かれた港として発展した街。海外からやってきた野菜の歴史は、1300年以上前の記録『肥前国風土記』にある「かられんこん」に始まります。その後、「長崎赤かぶ」「唐人菜」などのほか、慶長年間の「ばれいしょ」、承応時代の「いんげん」、江戸時代後期の「いちご」などなど。現在全国各地で栽培されている野菜にも、長崎から歴史が始まるものがあります。

その中で、海外から伝わり土着した野菜、それ以前から長崎で作られていた野菜を合わせて10種類が「ながさき伝統野菜」として指定され、今、市内の農産物直売所で手に入れることができます。

今回の講師は、長崎伝統野菜の復活と普及活動に取り組んでこられた、中尾順光(のぶてる)さんです。昔から伝統野菜の生産が盛んな西山木場地区で、40年以上農業を営んでいらっしゃいます。

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長崎の伝統野菜は、「ながさき伝統野菜」と表記され、次のように定義されています。

  • 地域独特の品種として、江戸時代など古くから自家採種が行われ、各地域で栽培されてきた野菜。
  • 節分や正月等に食材として利用されるなど、地域の食文化と密接につながっている野菜。
今回、やってきたのは、長崎のかぶとはくさい類。それに「雲仙こぶ高菜」が加わりました。
 
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