野菜の学校(11) 赤かぶの食べくらべ
左から「長崎赤かぶ」「京都赤かぶ」「温海かぶ」。
▼庄内の温海かぶ
イソチオシアネートの匂いや、辛味、甘味、うま味をいちばん強く主張しているのは庄内の「温海かぶ」、かたくパリパリしています。「京都赤かぶ」は、なめらかで甘酢漬けは京都の千枚漬けを思わせる食感。「長崎赤かぶ」は生はサクサク、酢漬けはしんなり。やさしい味わいでした。
長崎と庄内は、南北にずいぶん距離がありますから、収穫の適期、収穫してからどれくらい経つか…などなど、同じ条件で並べて比べていいのかしら、と思いましたが、まず、かぶそのもののすごく違う、という感じがしました。南のかぶは、旬の時期からそれほどおかずにほとんど食べてしまうのかもれしない。それに比べて、北のかぶは飢饉を救う救荒作物的な力強さがあります。単なる思い込みかも、ですけれど。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
「食」カテゴリの記事
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
「野菜の学校」カテゴリの記事
- 伊吹大根のぬか漬け(2020.06.25)
- 日本の野菜(2020.01.06)
- てるぬまかついち商店の干しいも(2019.06.13)
- 宴の野菜度 銀座「長崎しっぽく浜勝」(2019.02.20)
- 「牧野野菜」の試食(2018.04.15)
「食べくらべ」カテゴリの記事
- 仁井田(にいだ)だいこんのたくあん(2019.01.22)
- 食べくらべ-3 やっぱりF1が人気(2018.07.03)
- ART+EATでTALk+EAT 伝統野菜はおもしろい!(2018.07.17)
- だいこんの食べくらべ-1(2018.06.30)
- 「牧野野菜」の食べくらべ(2018.04.15)
「伝統野菜・地方野菜」カテゴリの記事
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- 伊吹大根の「ぜいたく煮」(2020.06.30)
- 伊吹大根のぬか漬け(2020.06.25)
コメント