野菜の学校(3) 長崎紅大根
- 形が赤鬼の腕を連想させるので、この紅大根を食べると鬼退治の意味があると言い伝えられており、長崎市内では、江戸時代より、節分の祝の肴に、紅大根の酢のものと金頭(ホウボウに似た魚)の煮つけを食べる風習がある。
- 分類はかぶだが、形がだいこんのように細長いので、古くから「紅(あか)大根」と呼ばれている。節分に食べるところから「節分大根」「鬼の手大根」と呼ぶ人もいる。
- 現在栽培されている紅大根のタネは、戦前から長崎市の農家が保存してきたもの。ただし、自然交配等により形や色にバラツキがでているため、2003年から旧JA東長崎が主体となり、種の固定化・生産普及、活用方法などを検討している。さらに2005年9月には、原種保存研究会が発足している。
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