野菜の学校(7) 雲仙こぶ高菜
- 1947年(昭和22年)ごろ、雲仙市吾妻町の峰眞直氏が中国からこぶ高菜の種を持ち帰り、栽培したのが始まり。吾妻町の風土によく合い、当時はたくさん栽培されていた。
- 普及していく一方で、交雑が繰り返され、本来の特徴が薄れてしまった。昔のこぶ高菜を見ることも味わうこともできないと思われたが、地元の岩崎政利氏を中心に原種に近いものを復活させる取り組みが始まった。
- 最初に導入した峰氏は原種を残すために、選別と採種を続けており、峰家には原種に近いタネが現存していた。そのタネを提供してもらって「雲仙こぶ高菜再生プロジェクト」が始まり、加工品やレシピ開発などさまざまな取り組みが進んでいる。
カットした浅漬けを混ぜたごはんを俵形に握り、本漬けで巻きました。
▼雲仙こぶ高菜の上に
今回、[野菜の学校]に雲仙こぶ高菜を送ってくれたのは、農事組合法人守山女性部加工組合の馬場節枝さん。「無農薬、無化学肥料で作っているので、ぜひ生で食べてほしい」とのこと。カットして、長崎産の香酸かんきつ「ゆうこう」を搾ったドレッシングでいただきました。
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コメント
こぶ高菜の本漬け購入したい
どうすれば良いですか?
投稿: 甲斐上 千勢子 | 2014年2月16日 (日) 21時30分