« 野菜の学校(9) 北海道野菜 じゃがいも | トップページ | 野菜の学校(11) 北海道野菜 サトホロいちご »

2014年3月12日 (水)

野菜の学校(10) 北海道野菜 寒冷地さつまいも

1

さつまいもは南国の作物と思っていましたが、北海道千歳市の郊外から「寒冷地さつまいも」がやってきました。「恵庭紫」「恵庭ゴールド」「千歳宝当」の3種。今回のじゃがいもと同じ梅村Farmのさつまいもです。

▼恵庭紫
1_2
 
▼恵庭ゴールド
1_3
 
▼千歳宝当
1_4
 
この3種は、いも博士として有名な故・梅村芳樹氏が「世界の飢餓を救いたい」と育成したさつまいも。果肉の色が赤紫、黄色、オレンジ色と鮮やかです。機能性の高さは確認済み。
  • 恵庭紫:紫皮・赤紫肉色(高アントシアニン)
  • 恵庭ゴールド:赤皮・黄色肉色(高カロテノイド)
  • 千歳宝当:クリーム皮・オレンジ肉色(高β-カロテン)
栽培しているのは、梅村博士の息子さんの梅村Farmだけ。北海道でも出回っていないそうです。
 
北海道で栽培されている寒冷地型さつまいもは思ったより多く、6~10月で4トン収穫するそうです。「どれも粘質でホクホク型ではないが、焼きいも、天ぷら、和洋菓子の原料に使われる」と、講師の三部英二さん。
 
▼コーンブレッドの上にのせました
1_5
 
コーンブレッドは北海道から届いたレシピ。その上に「恵庭紫」「恵庭ゴールド」「千歳宝当」をサイコロにカットしてのせて、焼きました。
  • コーンミールまたはコーングリッツ(細挽) 210g
  • 強力粉 130g
  • 砂糖 70g
  • ベーキングパウダー 小さじ2
  • 塩 小さじ1/2
  • 卵 L玉1個
  • サラダ油 100cc
  • 牛乳 240cc
  1. オーブンに天板を入れて、200℃に温めておく
  2. 型に油をひき、天板にのせて温める
  3. ボウルにコーンミールまたはコーングリッツ(細挽)、強力粉、砂糖、ベーキングパウダー、塩を入れて混ぜる。この段階でよく混ぜるのがコツ。泡立て器を使うとよい
  4. 3に、卵、サラダ油、牛乳を加えて混ぜる。ここでは混ぜすぎないこと。まだダマが残っているくらいがよい
  5. 型に4を流し入れて25~30分焼く。表面がきつね色になり、串を刺して何もついてこなければできあがり。熱いうちに型からはずす。
 

|

« 野菜の学校(9) 北海道野菜 じゃがいも | トップページ | 野菜の学校(11) 北海道野菜 サトホロいちご »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

野菜の学校」カテゴリの記事

レシピ」カテゴリの記事

伝統野菜・地方野菜」カテゴリの記事

野菜(根菜類)」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 野菜の学校(10) 北海道野菜 寒冷地さつまいも:

« 野菜の学校(9) 北海道野菜 じゃがいも | トップページ | 野菜の学校(11) 北海道野菜 サトホロいちご »