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2014年3月 8日 (土)

野菜の学校(6) 札幌大球とアイスシェルター

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3月の[野菜の学校]へやってきた「札幌大球」は、昨年10月下旬に収穫したものだそうです。ということは、およそ4か月以上前!さすがに傷んでいるところはありましたが、講師の三部英二さんおすすめのお好み焼きに入れた「札幌大球」はおいしくいただけましたし、終了後にみなさんと分けた「札幌大球」を、家でもお好み焼きにしてみたら、なかなかでした。
三部さんのお話によると、今回の「札幌大球」は「アイスシェルター」という画期的な方法で保存されていたのだそうです。保存はよかったのですが、東京へ輸送する段階で重さが問題になりました。冷蔵した状態で配送する宅配便は、この重さには対応していない!常温で運ばざるを得ません。その結果がちょっと残念な姿になってしまいました。

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野菜調達担当スタッフは「ホントはもっと新鮮ですてきなのに、これが札幌大球と紹介しなくちゃならないなんて、悲しい。よく保存してくださったことに感謝です」と。

 
▼昨年11月渋谷ヒカリエに展示された「札幌大球」。
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▲これが本来の姿です。

 
三部さんのお話にあった貯蔵の方法「アイスシェルター」のウェブサイトを教えていただきました。
 
▼アイスシェルターのしくみを大まかにまとめると、次の通り。
  • 気体⇒液体、液体⇒固体という物質自体の状態が変化するプロセスでは物質自体の温度は変化しない。物質の温度変化に結びつかず状態変化のために費やされる熱エネルギーのことを「潜熱」と呼ぶ。
  • 水(液体)が凍り始めて完全凍結した氷(固体)になるまで(水・氷が混在する状態)は0℃、逆に氷が融け始めて完全な水になるあいだの温度も0℃である。アイスシェルターは、水が凍ったり融けたりする時に発生する「潜熱」を利用して一年中0℃の冷温を供給するシステム。
  • アイスシェルターを利用した冷蔵庫は、冬に自然の寒さで貯氷庫内の水を凍結させ、その氷が溶ける時に発生する「潜熱」によって夏も0℃の状態を作り出し、極寒の時期は凍結時に発生する「潜熱」によって0℃に維持される。利用するエネルギーは自然の寒さだけで、一年中安定して0℃を維持できる。ほとんど電気を使わない、環境にやさしい貯蔵システム。
 

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