八百屋塾 (3) えんどうまめ

▽以下はお話と資料のまとめ
- 起源はメソポタミアと考えられている。日本には9~10世紀に、中国経由で遣唐使がもたらしたという。
- ツタンカーメンの墓からえんどうのタネが見つかった。それを増やしたタネが「ツタンカーメンのえんどう」として売られている。
- 英語では、えんどうのような丸い豆は"bean"ではなく"pea"と総称される。"pea"というとえんどうのこと。
- 中温性で、生育適温は12~20℃。幼苗は5℃にも耐えられる。
- えんどうまめには「つるあり」と「つるなし」がある。
- つるあり:分枝が少なく上に伸びる。さやがつく位置は高め。
- つるなし:分枝が多く、上に伸びにくい。さやがつく位置は低め。
- えんどうまめには、いろいろな利用のされかたがある。
- 完熟種子を乾燥して使う
- さやえんどう(絹さや):未熟のさやを食べる
- グリーンピース(実えんどう):完熟前のやわらかい豆をさやから出して食べる
- うすいえんどう:関西で食される実えんどう
- スナップえんどう:グリーンピースくらいになった未熟の豆をさやごと食べる
- シュガーピース:さやえんどうの実を大きく甘くしたもの。さやごと食べる
- 豆苗:新芽を食べる
- えんどうまめはスイートピーとよく似ていて間違いやすい。スイートピーは毒をもっているので家庭菜園などでいっしょに植えてはいけない。
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