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2014年7月 7日 (月)

野菜の学校(1) いわき昔野菜

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[野菜の学校]の伝統野菜・地方野菜シリーズは今年で5年目。春は野菜の端境期で、特に伝統野菜は飼い慣らされていませんから、人間の都合にあわせて育ってはくれません。そこで、昨年度から講座スタートを7月にずらしました。第1回目は、福島県の「いわき昔野菜」です。

お話は、いわきリエゾンオフィス企業連合の小泉雄紀夫さん、湯浅ナヲさん、相馬典子さん。この組織は、いわき市の委託を受けて、5年前から、在来作物の発掘・調査を行い、タネの保存と栽培者を広げる活動を行っています。
 
▼いわき昔野菜分布図

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かつて、市としての面積日本一だったいわき市。確かに広い。海岸から山間まで、変化に富んだ地形のあちこちで、昔野菜が育てられています。
 
いわきの「昔野菜」とは「ある地域で、世代を越えて、栽培者によって種苗の保存が続けられてきた作物」とされており、山形在来作物研究会が定義する「在来作物」に準じているものと思われます。

[野菜の学校]にやってきた昔野菜は、メインの「きゅうり」が3種、「とうな」「おくいも(じゃがいも)」「わさびだいこん」、乾物の「じゅうねん(えごま)」「昔かんぴょう」「地豆」「凍み餅」など。地方野菜は、特産のトマト、大きななめこ、収穫が始まったいんげん、ブルーベリー、アスパラガスなど。「じゅうねんのパウンドケーキ」も届きました。

▼教室の前から見ると
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▲教室の後ろから見ると

 
 

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