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2014年9月15日 (月)

野菜の学校(5) 阿波伝統野菜の品目

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△美馬太きゅうり

[野菜の学校]の伝統野菜・地方野菜講座、9月のテーマは徳島の伝統野菜です。講師の佐藤章裕先生は「阿波伝統野菜研究会」の会長さん。「阿波伝統野菜」の発掘調査をライフワークとして、息長く続けるとおっしゃっています。

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△臼が谷なす

阿波伝統野菜の認定基準はまだ決まっていませんが、野菜のほうはいくつか発掘されています。
 
◆すでに発掘された品目
  • じゃがいも
    • ごうしゅいも(白赤):三好市の山間部で栽培
    • 北川小判いも(赤):那賀町の山間部で栽培。地場消費のみ
      *その他在来品種はかなりあると思われる
  • きゅうり
    • 美馬太きゅうり、那賀系、神山系など3系統を発掘
    • 山間部では在来きゅうりが普通に家庭菜園で作られている
  • なす
    • 臼ヶ谷なす:一戸の農家で保存。根強い人気があり苗を販売している
  • きくいも
    美馬市では、伝統野菜として「きくいも栽培加工消費研究会」を立ち上げて栽培と知名度アップに取り組んでいる。
◆可能性のある品目
  • さといも:自家の系統がたくさんあり、系統調査が待たれる
  • らっきょう:花の咲かない系統の存在が確認されている
  • つわぶき:鳴門市の一部で食用にしている
  • ささげ豆:小豆の代用とする文化あり。3系統を確認済み。評価は高い
◆絶滅した品種
  • さつまいも:アイノコいも(西上国蔵氏育成)1872(明治5)年~
  • だいこん:名東、阿波宮重(共に新居利平氏育成)
  • かぶ:加茂(新居利平氏育成)
このほか、「すだち」と「れんこん」は有名すぎるのですが、栽培の歴史を考えると「伝統野菜」に入れてもよさそうです。
すだちは江戸時代後半から家の庭に植えられてきたといいますから、優に100年は超えていますし、れんこんは、1919(大正8)年に岡山県から備中種のタネれんこんを導入したのが始まりで、100年近い歴史があります。
 
 

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