« 野菜の学校(5) 阿波伝統野菜の品目 | トップページ | 野菜の学校(7) 臼ヶ谷(うすがや)なす »

2014年9月16日 (火)

野菜の学校(6) 北川小判いも-徳島の伝統野菜

[野菜の学校]の伝統野菜・地方野菜講座、9月のテーマは徳島の伝統野菜です。天候は大荒れでしたが、こんなときでも入手可能なのはじゃがいも。なるほど、昔から救荒作物だったわけです。

2

△洗うと赤みがかった果皮の色が現れます

5

徳島の伝統野菜として注目されている、「ごうしゅいも」とも「源平いも」とも呼ばれる在来のじゃがいもを中心に学ぶことになりました。
 
食べくらべには、「男爵」や「メークイン」などのような入手しやすいものだけでなく、各地に残っている「地いも」にもぜひ登場してもらいたい、ということになり、探し始めたところ、講師の佐藤章裕先生から「北川小判いも」を持っていくことができそうだ、とのメールをいただきました。
 
先生のお話のポイントは以下のとおり
  • 「北川小判いも」は、那賀町の、標高500mの山間部で作られている。那賀町は、徳島県の中央部やや東寄りに位置する
  • これまでは地場消費のみで外に出て行ったことがない、非常に稀少なもの
  • 果皮は赤、果肉は白
  • 肉質が堅いのでおでんにしても煮崩れない
堅いじゃがいもを「おでんに入れる」という話は、靜岡の「井川おらんど」や「梅ヶ島地芋」のときも聞いたことを思い出しました。
それにしても、「北川小判いも」は、この[野菜の学校]が世の中へのデビュー! それに立ち会えるなんて素晴らしい体験でした。
 
 

|

« 野菜の学校(5) 阿波伝統野菜の品目 | トップページ | 野菜の学校(7) 臼ヶ谷(うすがや)なす »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

野菜の学校」カテゴリの記事

伝統野菜・地方野菜」カテゴリの記事

野菜(根菜類)」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 野菜の学校(6) 北川小判いも-徳島の伝統野菜:

« 野菜の学校(5) 阿波伝統野菜の品目 | トップページ | 野菜の学校(7) 臼ヶ谷(うすがや)なす »