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2014年12月 8日 (月)

野菜の学校(1) 広島の伝統野菜

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[野菜の学校]の伝統野菜・地方野菜講座、12月は広島がテーマです。広島県にはジーンバンクがある、と以前から聞いていました。その責任者をしておられる船越建明さんに講師をお願いし、「広島菜」を中心に日本三大漬けものの食べくらべをしました。

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船越先生は、農作物の種子、ことに伝統(在来)野菜を貴重な遺伝資源として収集・保存するだけでなく、農家に頒布し、貴重な品種の特性を維持し続けるための良質な種子の採取技術を広める活動を続けていらっしゃいます。
今回のレジュメも幅広い話題をカバーしていました。
  • 広島県の特産野菜
  • 最近の野菜生産と消費動向で思うこと
  • 広島県における在来種子の保存とその利用の取り組みについて
  • 自家採種で在来野菜を守ろう ~方法と利用~
なかでも「最近の野菜生産と消費動向で思うこと」には、先生のお考えが端的にまとめられています。
  1. 旬の時期に生産する。(野菜を元気に生育させる)
  2. 家畜糞、もみがら、廃菌床等、安全性の高い廃棄物を積極的に利用する。(生産費を安くし、ゆっくり育てる。)
  3. 圃場面積を作付け予定面積の3割程度多く確保する。(次の作付の準備期間として休閑しておく)
  4. 防虫網、防鳥網を活用して、伝統野菜の採種を行うとともに、農薬をできるだけ使用しない。
  5. モノカルチャーを止めて、連作障害を回避する。
  6. 残渣や雑草は堆肥化し、ゴミにしないで畑に返す。
  7. 栽培体系の中に青刈り作物の栽培を組み込み、これをすき込むことにより、深いところまで土壌改良する。バンカー植物としての効果も期待。
  8. 品質向上にもとは十分な光合成にあることを認識し、多肥、多灌水、密植を避け、まず根作りから始める。
  9. いちばんおいしい時期に収穫するように心がける。
  10. 八百屋さん、ホテル、レストラン等への直売や、直売所への出荷を行うことにより、包装費や流通経費を少なくし、安い単価で販売する。
 
▼展示テーブル

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今回、広島からやってきた野菜は、広島菜(生・漬物)、祇園パセリ、しゅんぎく、観音ねぎ、広甘藍、わけぎ、きぬさやえんどう、あきつばれいしょ、くわい、ちょんまげ豆など豆類。食べくらべ用には、長野の野沢菜と野沢菜の自家製漬けもの、鹿児島から高菜と高菜の漬けものでした。
 
▼広島のジーンバンク ※11月に行ったときの写真
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