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2015年2月19日 (木)

野菜の学校(10) 今回もお料理、大好評-続き

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△写真は「とちおとめ」

■喜連川(きつれがわ)温泉なす 「すぶた風」
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喜連川温泉は、県北のさくら市にある温泉。その熱を利用したハウス栽培でつくられているなす「喜連川温泉なす」に、栃木産の「たけのこ水煮」と「らっきょう」をあわせてすぶた風の料理になりました。
  • 喜連川なす 300g
  • 白美人ねぎ 200g
  • たけのこ水煮 3袋
  • らっきょう 25個
  • 豚肩ロース 300g
  • 下味
    • しょうゆ、酒各大さじ1
    • 甘酢
    • 酢 100cc
    • 砂糖 50g
  • しょうゆ 30cc
  • スープ 150cc
  • 片栗粉 大さじ1・1/2、水
  1. 豚肉は、一口大に切り、下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げる
  2. なすは乱切りにし、揚げる。ねぎ斜め切り、たけのこは食べやすい大きさに、らっきょうは半分に切る
  3. たけのこ、ねぎを炒め、肉、なす、らっきょうを加え、合わせ酢を加えて、水溶き片栗粉を加える

▽喜連川温泉なす
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■かんぴょう 「たまご汁」 
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かんぴょうを入れたかきたまご汁です。日本一のかんぴょう産地の、地元の食べ方を参考にしました。これ、手近にあるから発想できる食べ方じゃないかなぁ。
  • かんぴょう 30g
  • たまご 4個
  • 出し 2500cc
  • 塩 小1・1/2
  • 薄口しょうゆ 大さじ3
  1. かんぴょうは水洗いし、水で戻す。塩でもみ、熱湯で4分くらいかためにゆで、水けを切って、3cm長さに切る
  2. 卵をボウルに割り入れ、よくかき混ぜる
  3. 調味した出しにかんぴょうを入れてふっとうさせて、たまご液を流し入れ、蓋をして火を消す
■ひめきゅうり 「しもつかれ」
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しもつかれは、北関東でつくる、初午の日の郷土料理です。だいこんやにんじんなどを大豆、鮭の頭、酒粕などと煮込む、好き嫌いの分かれる味。「ひめきゅうり」は食べるときに添えました。
  • 大豆 160g
  • 油揚げ 2枚
  • にんじん 2/3個
  • だいこん 2/3本
  • ひめきゅうり
  • 酒粕 80g
  • 薄口しょうゆ 大2
  • 出し 400cc
  1. 大豆は熱湯に浸し(15分)、煎る(15分)
  2. 油揚げは湯通しして、大豆の大きさに切る
  3. だいこんとにんじんは、鬼おろしでおろす
  4. 鍋に大根、にんじん、大豆、だし、油揚げを入れて、弱火で約50分蒸し煮にする
  5. 大豆が柔らかくなったら調味する
  6. ひめきゅうりは薄い輪切りにして、仕上げに添える

▽ひめきゅうり
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■生こんにゃくのみそ和え
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栃木県は、全国2位のこんにゃく産地。栃木の「鹿沼こんにゃく」は在来種にこだわっていますが、在来種は、品質はいいが病気に弱いのが難点。全国1位の群馬では「あかぎおおだま」「みやままさり」などが育成され、在来種はほとんど使われなくなっているといいます。
 
▽左は生ずりこんにゃく
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リーフレットが入っていました。抜粋すると
  • 鹿沼市、粟野町の山間部はこんにゃく芋の産地。昭和10(1935)年から20(1945)年頃、本格的に栽培され始め、昭和30(1955)年代には全国でも有数の在来種の産地になった
  • 生ずりこんにゃくは、芋をすり下ろし、ひと晩寝かせ、手でちぎって型に押し込み、釜で煮あげる
■たけのこごはん
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佐野の「かき菜」を見に行った日に、宇都宮のイベントで「たけのこ水煮」のパックをいただきました。で、まだ冬だけど、たけのこごはんです。
▽たけのこ水煮
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:原材料は栃木産孟宗竹、カットの違いで3種類。栃木県下都賀郡壬生町の(株)まるつねが販売。
 

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