野菜の学校(3) かき菜の仲間たち
ちなみに、「ナバナ」とは花蕾や花茎、葉を食べる菜類の「流通上の通称」で、「ナバナ」という植物は存在しません(と、去年の八百屋塾で教わりました)。
ということは、「洋種ナバナ」とは花蕾や花茎、葉を食べる洋種の菜類の「流通上の通称」ということになる。
1月の講師、北浦健生さんは「のらぼう菜」の研究もされているので、ナバナの分布についいてうかがったところ、「全国色々なところに存在するのではないかと想像する」とのこと。というのは、かき菜の発生には次のような説があるからです。
- かき菜類は、もともとナタネ栽培で収量増を目的とした「摘心」(「摘芯」?)技術から起こった(三重なばな等)
※ナタネは油をとるために栽培する際の作物名 - 野菜が少なくなる季節に、本来の栽培目的に次ぐ二次的に発生した食べ方が作物としての始まり
なるほどなぁ。そういうこと、あるだろうなぁ。
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