野菜の学校(6) 曲がりねぎや美人ねぎ
- 栃木市西部の宮町を中心に栽培されている在来種。「ダルマねぎ」とも呼ばれる下仁田系のねぎ。
- 江戸時代、栃木の商人が江戸の地頭役所に「宮ねぎ」を持参したところ、味や香りがよいと喜ばれて、毎年歳暮用として送る風習が続いたといわれ、江戸時代から人気があったことを物語る
- 宇都宮市新里地域で、江戸時代から続く方法で栽培されているねぎ。品種はさまざまで、一部は在来種。
- 江戸時代、新里地域の近くにあった「徳次郎宿」という宿場町で、日光東照宮参詣の武士たちが食べたという
- 生でも辛みが少なく、柔らかいのが特徴
- この地域は硬い凝灰岩土壌で、必死に根をはり、栄養分を吸い取ろうとしてうまみのあるねぎになる
- 寄せ替え(引き抜いて植え替える)時に外皮は枯れ、新芽を出そうとする。寄せ替えは2回行われており、この新陳代謝が甘みと柔らかさをもたらす
- 新里ねぎの栽培は重労働のため、生産者が年々減少し、現在残っているのは数軒。入手がむずかしい幻のねぎといわれる
- 日光種苗さんから提供されたねぎ。現在産地化をはかっているという在来種。
- ネットには、栃木県北部に位置する矢板市の産物として、「幸岡ねぎ(高級食材として東京の料亭などに出荷される)」と出ている
- 大田原市を中心に県北地方で生産される「軟白長ねぎ」で、独自に開発した板にはさんで、白い部分を長くやわらかく育てるのが特徴
- 辛みのほとんどない甘いねぎとして人気の高級ねぎ
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