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2015年2月17日 (火)

野菜の学校(9) なばなの食べくらべ

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栃木の伝統野菜の食べくらべは、「かき菜」と、東京の「のらぼう菜」、三重の「三重なばな」を比べました。今回は「のらぼう菜」が見た目はちょっとかわいそうな状態。今年は「のらぼう菜」にとっていい天候ではないらしい。でも私は、食べてみると案外よかった感じがしました。

▼ゆで
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△右から、「かき菜(栃木)」「のらぼう菜(東京)」「三重なばな」▽
▼浅漬け(塩)
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  • 「浅漬け」よりも「ゆで」の違いがよくわかりました。「かき菜」は甘くジューシーで、茎の食感もかた過ぎず、やわらかすぎず、スジっぽくなくてたいへんけっこうでした。「のらぼう菜」はちょっとやんちゃな感じ。味は濃く、これが一番よい、という意見もありました。「三重なばな」はやさしい優等生です。
     
  • 「浅漬け」は、塩の入り方と食感の違いが出ます。大まかにいうと、「ゆで」と似ていますが、あまりいい出来ではないといわれた「のらぼう菜」は、私個人の感想ですが、いちばん塩がとがってないと思いました。
 
▼東京産「のらぼう菜」
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江戸東京野菜。「のらぼう菜」は、埼玉、東京、神奈川にかけて分布します。五日市周辺には、江戸時代に伊奈備前守がタネを配布して栽培をすすめたおかげで、天明・天保の飢饉のとき、多くの住民の命が救われたという話が残っています。
 
▼三重産「三重なばな」
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三重の伝統野菜。三重はもともと菜種油の大産地で、油をたくさんとるために摘みとった芯を食べる習慣があり、ここから茎と若葉を食べるようになったといいます。「なばな」は植物名ではなく、花蕾や花茎、葉を食べる菜類の流通上の通称で、三重でネーミングされました。
 
 

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