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2015年4月15日 (水)

人を健康にする施肥

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4月に新しい機能性表示制度がスタートしましたが、現在のところ届け出ているのは、サプリメントだけ、生鮮食品はゼロと聞きました。野菜や果物は、これからなのでしょう。そんなときに登場したのがこの本です。
 
人類の大半は施肥による食料増産にその生存を依存している。肥料は食料の質・量の両面に寄与する。その種類・量・時期・場所について、適切な方法で適切な作物に施用すれば、人類の健康と幸福に大きく貢献する。
 
という内容(大まかにいうと)で、野菜と果物の機能性と肥料との関係も書かれています。
 
ちょっと考えてみれば、肥料が収穫する作物の量だけに関係するわけがなく、同様に作物の質にも影響を与えるのは当然のことでしょう。
肥料と人の健康との関係を考えるきっかけになる、海外の論文集です。
 
<目次>
 
●食物と栄養の安全
1.食料安全保障を支える肥料の役割
2.微量栄養素の欠乏による栄養失調症
3.微量元素による作物の栄養価改善への展望
4.微量元素による作物の農学的栄養強化
 
●機能的食品
5.食物中のカルシウム、マグネシウム、カリウム
6.施肥による作物のタンパク質、炭水化物、脂質への影響
7.健康・機能性食品に含まれる健康補助成分と施肥
8.果物と野菜の機能性と施肥
●リスク減少
9.施肥による植物病害制御について
10.有機農法と慣行農法の人の健康面からの比較
11.放射性核種 137Cs・90Sr による土壌汚染改善策としての施肥
 
■人を健康にする施肥
企画・発行:(一社)全国肥料商連合会
発売:(株)農文協プロダクション
 
 

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