« 野菜の学校(9) 源五兵衛すいか | トップページ | 野菜の学校(11) 実えんどうの食べくらべ »

2015年6月20日 (土)

野菜の学校(10) 和歌山の実山椒など

1_6

和歌山の伝統野菜・地方野菜。「実山椒」「山ふき」「ミニトマト」「黒大豆」なども届きました。▲写真は実山椒
 
▼実山椒
1_7

2_6

ミカン科サンショウ属の落葉低木。縄文時代の貝塚から種が出土したといいますから、伝統野菜どころではありません。和歌山は、実ざんしょう生産の約80%を占めるという圧倒的地位を誇っています。
さんしょうは大昔から香辛料として使われているだけに、あらゆる部分が利用されます。以下は、『野菜の日本史』(青葉髙・八坂書房)などから整理したもの。
  • 若い葉:「木の芽」料理のツマ、香料
  • 花:「花山椒」料理のツマ,香料
  • 未熟果:「青山椒」料理のツマ,香料
  • 熟果:「実山椒」漬けものや佃煮
  • 乾燥した熟果の果皮:砕いて七味とうがらしの香料、粉山椒
  • 乾燥した樹皮:「からかわ」といい、汁物の吸い口や佃煮、薬用
  • 種子の油:香料や薬用
  • 木:すりこぎ
 
▼山ふき
1_13

2_3

「野ふき」とも呼ばれる野生のふき。野菜の学校当日は終盤に近く「もう、ないかもしれない」とのことでしたが、やってきました。皮はむかなくても…とも聞きました。でも鞆淵からはちょっと遠かったようです。
 
▼ミニトマト
品種は「キャロル7」と「アイコ」。取材させていただいた方のハウスからやってきました。
▽キャロル7
1_8

2_7

房どりできるサカタのタネの品種。農家がJAに出荷し、糖度などの品質が合格すれば、バラは「優糖星」、房どりは「赤糖房」というブランドがつきます。東京でもよく見かける、けっこう高価なトマトです。
「優糖星」が「ゆうとうせい」はすぐ読めるけれど、「赤糖房」を「あかとんぼ」と読むのはちょっとクルシイような…。
「アイコ」はプラム型のミニトマト。JAのブランド名は「王糖姫」、これで「おとひめ」と読むそうです。
 
▼黒大豆
1_11
 
鞆淵(ともぶち)がんこ農家の黒豆。鞆淵はかつて、京都石清水天満宮の荘園だったところで、食についても京都の影響が強かったそうです。黒大豆もそのひとつ。鞆淵のJAの方は「丹波の黒豆よりおいしい」と自慢していました。
 

|

« 野菜の学校(9) 源五兵衛すいか | トップページ | 野菜の学校(11) 実えんどうの食べくらべ »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

レストラン」カテゴリの記事

伝統野菜・地方野菜」カテゴリの記事

八百屋塾」カテゴリの記事

料理」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

野菜(果菜類)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/125662/61852430

この記事へのトラックバック一覧です: 野菜の学校(10) 和歌山の実山椒など:

« 野菜の学校(9) 源五兵衛すいか | トップページ | 野菜の学校(11) 実えんどうの食べくらべ »