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2015年7月11日 (土)

野菜の学校(5) みんな、うり科

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[野菜の学校]7月は富山の伝統野菜・地方野菜をテーマに学びました。主役は「高岡どっこ」というきゅうりです。植物分類では、ウリ科キュウリ属。「高岡どっこ」のオリジナルの「どっこ」や、そらにさかのぼる「加賀太」も、もちろんキュウリ属。ちょっと意外かも、ですが「まくわうり」や「白うり」もキュウリ属。このほか「カボチャ属」や「トウガン属」など、ウリ科はこの季節が全盛期です。

「銀泉まくわ」「甘うり」「かもり」など富山産のうりに加えて、関東のうりも届き、ちょっとした「うり祭」でした。▲写真、上から時計回りに、「かもり」「甘うり」「銀泉まくわ」「ブルームレスきゅうり」「加賀太」「どっこ」「高岡どっこ」

の▼銀泉まくわ
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富山市、砺波市ほかで栽培。黄色地に8~10本の白い縞模様が入る。肉厚で肉質がよいまくわうり。「菊メロン」と「黄マクワ」の交雑種。
 
▼甘うり(まくわうり)
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『日本の野菜』(青葉髙著・八坂書房)によると、うりが日本に渡来したのは有史以前。{まくわうり}は「うり」と呼ばれていたが、「きゅうり」などほかのうりが栽培されるようになり、区別するために「あまうり(←はい、出てきました!)」「あじり」「まくわうり」などと呼ばれるようになった。
 
▼かもり
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植物分類では、ウリ科トウガン属。つまりとうがんによく似ている。要するにとうがんです。
 
▼白うり(千葉)
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「うり」と呼ばれる種類のなかで、もっともメジャーなのが、白うり。青葉髙先生の本には、次のように書かれています。
 
マクワウリとシロウリはともにメロンの変種で、お互いによく交雑する。作物としては通常別の種類として扱われているが、この点から本書ではいちおう一緒にして見ていく…
 
さらに「シロウリ」の項に挙げられている別名は以下の通り。
  • カタウリ 東北地方
  • ナウリ 宮崎
  • アオウリ 福井、岐阜 愛知など
  • ツケウリ
  • ナラヅケウリ
  • カリモリ 愛知
 
▼はぐらうり(千葉)
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歯がグラグラのお年寄りでも食べられるほど、やわらかいから「はぐらうり」。てことは、ふつうのうりはかたい、ということが前提、というか共通認識ってことでしょうね。
 

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