八百屋塾 まだまだ、なす②地方の逸品
靜岡の丸なすで有名なのは、徳川家康が好んだという「折戸なす」。でも、これは特に何も書いてないから、フツーの「丸なす」のようです。
「やまとの伝統野菜」の一つに、大和郡山市や奈良市で古くから栽培されている「大和丸なす」がありますが、これも何も書いてありませんでした。
京都北区上賀茂で古くから作られてきた丸なす。「京の伝統野菜」の一つ。1個ずつ「京の伝統野菜」のシールと生産者名が貼ってあります。
「泉州水なす」として知られる「なにわの伝統野菜」の一つ。江戸時代から栽培されており、新潟の「十全」や「梨なす」のルーツ。
西条市は、石鎚山の雪解け水が伏流水となってわき出している「水の都」。その「うちぬき水」に育てられた、大きい水なす。
アメリカの品種「ブラックビューティ」を改良したものとされる。特徴は、大型で、ヘタが緑色、果皮は濃紫色。
長さ40cm~60cm。古くから九州を中心に栽培されてきたなすで、皮がややかたい。直火で焼きなすに。
熊本の伝統野菜「熊本あかなす」を、熊本県農業研究センターが品種改良して育成した新品種。
「寺島なす」は、かつて墨田区向島の肥沃な土地で作られ、うまいと評判だった。関東大震災後の再開発で一度は失われたが、2009年につくばのジーンバンクのタネから復活。江戸東京野菜の一つ。
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