野菜の学校(11) 甘長とうがらしの食べくらべ
しかし、届いた野菜を見ると、「万願寺」は量が少ないし、「伏見」は品質が通常よりずいぶん悪い。
「この天気だからねぇ…。」
「確かに。」
でも、食べくらべは、いい状態のものどうしをくらべないと意味がなくなってしまうのですが…。
◇食べくらべの意見交換で、「三宝甘長」はたいへん好評でした。「伏見甘長」が実力を発揮できなかったせいだけではないと思います。「万願寺」の果皮は厚く、食感や香りが「ピーマンに似ている」という感想を聞き、なるほど。
◇「三宝甘長」は果皮が薄くやわらかいこと、タネまで食べられることが特長です。ほかの二つの可食部分は基本的に果皮で、タネは取りのぞきますが、「三宝甘長」はタネごと、まるごと。だから、その味には、タネが影響しているようです。タネのつぶつぶがジャマに感じますが、芯のところは不思議な植物性たんぱく質のような味でした。
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