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2015年11月18日 (水)

野菜の学校(11)内藤とうがらし

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江戸東京野菜には、「内藤」がついた名前をもつ野菜が2つあります。「内藤とうがらし」と「内藤かぼちゃ」。どちらも、栽培の起源は江戸時代にさかのぼります。
  • 現在の新宿御苑を含む周辺は徳川家康の家臣、内藤家の領地だった
  • 7代目内藤清枚は信州高藤藩主となり、参勤交代で江戸詰めの際、この土地を下屋敷として使った
  • この地でとうがらしやかぼちゃなどの野菜をつくったのが、「内藤とうがらし」「内藤かぼちゃ」のはじまり
  • 「内藤とうがらし」はスローフード江戸東京が中心となり、新宿区内の各所で復活プロジェクトが展開されている
▼内藤とうがらしの畑(小平市・岸野農園)
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「内藤とうがらし」は「八房」という品種で、天に向かって房状に実をつける。辛みは中程度。葉が大きく、葉とうがらしとしてもよい
 
▼「内藤とうがらし」の本
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講師の上原さんが紹介してくださいました
 
■情熱の! 新宿内藤とうがらし~新宿名物誕生物語~
成田重行著
B5判81頁
¥1,200+96
新宿御苑四谷タウン誌「JG」MOOK 
 
 

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