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2015年11月15日 (日)

野菜の学校(8) おいねのつるいも

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檜原村に伝わるじゃがいも。「おいねのつるいも」という名前は、山梨県の都留からお嫁に来たおいねさんが持参したことに由来する、と聞きました。が、檜原村と山梨県は、お嫁に来るほど近いのだろうか。クルマなどない時代のことですから、籠か、馬か、それとも歩いてきたか…。いずれにしても、あまり遠くてはむずかしいでしょう。

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[野菜の学校]へやってきた「おいねのつるいも」を作っている檜原村の農家をたずねる機会がありました。聞いてみたら、「山を越えれば山梨。歩いて40分くらい」というのです。確かに、それならお嫁入りも可能だ。
 
農家のご主人は、山梨のお祭りに、子どもを連れて行ったこともあるそうです。まあ40分くらいなら、歩けるかな。お祭りに行くんだし。その母上の昔語りに、狐に化かされた話も残っているような山道だったとか。お祭りに山を越えていくということは、もしかすると山梨のほうが本家?なのでしょうか。「檜原は、武田の末裔と縁がある」とも。なるほど、それなら山梨に親しみを持っていても不思議ではありません。
 
「おいねのつるいも」はさらに奥多摩に広まり、そのもとは治助じいさんが檜原村から入手したというので、「治助芋」と呼ばれるようになったといいます。
 
▼「おいねのつるいも」と山梨のじゃがいも 

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[野菜の学校]2015年10月の講座「山梨の伝統野菜・地方野菜」で、もしかすると親戚かもしれないじゃがいも3種を展示しました。左から山梨の「富士種」「おちあいいも」、東京の「おいねのつるいも」
 

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