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2016年2月12日 (金)

野菜の学校(3) まんばの畑とつくる人

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[野菜の学校]2月の講師、末原俊幸さんによると、高松市中央卸売市場での2013年12月のまんばの取扱量は16t。ほうれん草が46t、小松菜16tだそうですから、まんばは小松菜と並んでいます。

今回も[野菜の学校]の前に、スタッフ有志が現地取材に行きました。
高松市香川町の静かな山間地。自動車道から急傾斜を降りていくと、前庭のあるお家に着きました。右にはさらに降りて行く道があり、上から見ると、まんば畑とハウス。庭の端から奥に、もうひとつあるまんば畑に続いています。
 
▼まんばの須田源一さん
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いっしょに住むのは、奥さんと愛犬。家の周辺に街路灯はなく、夜は真っ暗になります。庭には猪や狸もやってくるそうですが、「こいつは番犬にはならない」と須田さん。
 
▼奥にあるまんばの畑
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▼まんばの株
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葉を株の外側から一枚ずつ、根もとを折って収穫。何度採っても出てくるので「万葉(まんば)」、百日間も収穫できるので「ヒャッカ(百日)」と呼ばれるようになりました。
 
▼まんばを収穫する手
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「こういう風に株の根もとをかいて採る」と説明する手には、絆創膏が貼ってありました。
 
▼[野菜の学校]にやってきた「まんば」
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有名な郷土料理「まんばのけんちゃん」は家ごとに味が違うそうです。ということは、それぞれこだわりがあるはずですから、まんばの代わりに小松菜を使い、「小松菜のけんちゃん」にしてしまうのは、そうとう抵抗があるはず。市場でのまんばの取扱量が小松菜に並ぶ健闘ぶりなのも納得です。
 
いま、まんばとして作られている品種は「三池高菜」が多くなっていますが、かつてはこの地の在来種だったそうです。ただ、これがなかなか手強くて、調理する前にゆでて水にさらしておく必要がありました。「ひと晩はさらしてあくを抜いた」という話も、「それほど長くおかなくても…」という話も聞きましたが、いずれにしても三池高菜に移行していったのは、その手間がないからでしょう。ゆでて、そのまま炒めてもいいし、私はゆでずに鍋に入れたり炒めたりします。
 
 
 

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