ミヤマグルミ? オニグルミ?
ところが、家に帰って、胡桃割りで割ろうとすると、まったく割れません。びくともしない。胡桃割りか私の手のほうが割れそうです。で、金属の台の上にのせ、工具でつかんで、金槌で叩き壊しました。
食べてみると、ふだん食べているくるみより、えぐみ、苦み、渋みが強くて、ワイルドな味。もしかしたら、これは原種に近いくるみかもしれない。くるみの種類が知りたくなって調べてみましたが、手持ちの本には載っていませんし、ネットの情報にも「ミヤマグルミ」というくるみは出てきません。そのなかで見つけたのが「オニグルミはハンマーを使わないと割れない」という1行。
キミは鬼胡桃なの? どうもそんな気がするな。「ミヤマ」という美しい名前にしては、手強すぎるもの。ま、よくわからないものには、なんでも「深山」をつけちゃう、とも聞くから、そういう意味で「ミヤマグルミ」なのかもしれないけれど。
いつも買うくるみと比較してみました。日本ナンバーワンのくるみ産地。東御市産。品種は「シナノグルミ」だと思います。
▼シナノグルミ(左)とミヤマグルミ(右)
はかってみると、通常のくるみの重さは9~13g。平均すると約10g。深山ぐるみは6~9g。平均7g。
「アファンの森」は、長野県上水内郡信濃町にあります。ウェールズにあるアファン・アルゴード森林公園にちなんで名づけられ、森の再生運動を行っている財団法人。活動を推進しているのはC.W.ニコルさんです。イギリスのナショナル・トラストのようなことを、日本で可能にしています。
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コメント
草間さん、こんばんは!
くるみ和えとかくるみ入りのパン、美味しいし大好きです
鬼くるみって実家(新潟)の裏山に木があって、よく子供の頃拾いました。
くるみの殻って銀杏みたいにスコーンって簡単に割れそうですけどね。そういえば父が玄関で金づちで殻を割ってましたね
中身を食べた記憶はあまりないんですが、中身をつまようじで取り出す手伝いをよくさせられました。
くるみってアーモンドやピーナッツとはまた違う魅力がありますよね
投稿: 松太郎ママ | 2017年1月22日 (日) 19時57分
松太郎ママさん
ああ、いい思い出ですねぇ。
絵本の世界のようです。
それも含めて、くるみがお好きなのでしょうね。
投稿: | 2017年1月23日 (月) 10時25分