« シェ・サガラのシュトーレン | トップページ | 宴の野菜度 丸の内「ねのひ」 »

2017年1月 3日 (火)

横浜の食卓

Photo_2

よこはま青果塾委員長の藤岡輝好さんにいただきました。著者は椿直樹さん。以前、横浜で食べるお店を探していたときに、藤岡さんに紹介されて行ったことがあるお店「ど根性ホルモン」のオーナーシェフです。ど根性ホルモン」という店名を聞いて、こてこて系の居酒屋かと思いきや、野菜たっぷりのお料理が出てきて大満足だったことを思い出します。

この本を読んで、「ど根性ホルモン」という店名が意外だったそのわけがわかりました。椿さんの「ど根性」とは「土に根ざして生きる」ことなのです。お店で使っている食材の90%以上が横浜産。畑に行き、農家に学び、料理していると野菜が農家の顔に見えてくるといいます。
「私たち料理人にできることは、レストランで出す料理を通じて、横浜野菜を“伝える”こと。料理はメディアなのです」という椿さん。その料理には、土地への愛がいっぱいつまっています。

Photo_3

春夏秋冬の野菜料理形55レシピ。読むだけでおいしそうで、作ってみたいお料理ばかりです。でも、単なるレシピ集ではありません。横浜の農家9人、しょうゆなどの生産者5人も登場。
この本は、「生産地と消費地が近くて、いろんな食材に出会える夢のような都市、横浜を地産地消の一大都市にしたい」という椿さんが、夢に向かって走るスタートダッシュです。
 
椿さん、応援しています!
 
藤岡さん、いつもありがとう!
 
■横浜の食卓 ~ど根性レシピ~
  • 椿直樹著
  • 発行:株式会社よこはまグリーンピース
  • 定価:本体 1,500円+税
 
 

|

« シェ・サガラのシュトーレン | トップページ | 宴の野菜度 丸の内「ねのひ」 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 横浜の食卓:

« シェ・サガラのシュトーレン | トップページ | 宴の野菜度 丸の内「ねのひ」 »