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2017年1月12日 (木)

鹿児島県に現存する伝統野菜

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年明け早々に届いたちょっと重い封筒。開けてみると『鹿児島県に現存する伝統野菜』が入っていました。著者の田畑耕作さんは、2011年10月に[野菜の学校]で鹿児島をテーマにしたときの講師としていらしていただいた方です。

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▲[野菜の学校]での田畑耕作先生

今年の年賀状に、[野菜の学校]は全国をほぼカバーしたのでひと区切りをつけ、【伝統野菜プロジェクト】という応援活動を始めたことをお知らせしました。そのお返事とともにお送りくださったのです。
お返事には、野菜の学校のことが次のように書かれていました。
小生は縁あって、東京に呼ばれ薩摩の野菜を紹介したことが大変懐かしく、時々鹿児島で伝統野菜に関連する集まりでは、紹介しております。
続けて【伝統野菜プロジェクト】について、活動の継続をおほめいただき、たいへん嬉しく、心強く思いました。
 
また、この本については、
小生はちびちび鹿児島の伝統野菜を収集、活動を継続しておりましたので、昨年、一区切りとして「鹿児島の伝統野菜」を再度まとめました。参考にしていただければありがたいです。
 
田畑先生は、鹿児島県の伝統野菜認定機関をサポートされたとのこと。「はじめに」で、定義、認定野菜の数などが紹介されています。
  • 鹿児島の伝統野菜の定義は、鹿児島の人や風土とかかわりが強く、郷土の食文化を支えてきた野菜で、古く(おおむね昭和20年-1945年以前)から県内で栽培されてきたもの。
  • 現在、認定されている野菜は、春夏10品種、秋冬13品種、計23品種 
『鹿児島県に現存する伝統野菜』で取りあげられている伝統野菜は、県の認定を受けていない野菜を含め、約70種類。品目ごとの原産地や来歴、それに「わが家で食している代表的な伝統野菜の食べ方」が載っています。読んでいるうちに、先生の伝統野菜への愛情が伝わってきて、心が温かくなりました。
 
▼巻末は「伝統野菜の啓蒙活動」
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巻末に、「伝統野菜の啓蒙活動」というページがあり、多方面でさまざまな活動を展開されてきたことがわかります。もちろん[野菜の学校]も紹介されていました!

 

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