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2017年2月15日 (水)

農に感謝の集い

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[野菜の学校]では、2011年9月に兵庫の伝統野菜をテーマに勉強しました。講師として来てくださったのは「ひょうごの在来種保存会」会長、山根成人さんです。

山根さんが「ひょうごの在来種保存会」からリタイアされる!! と聞き、記念の「農に感謝の集い」にぜったい参加しなくちゃ、と都合のついたスタッフ3人で出かけました。会場は兵庫県立大新在家キャンパス。修復を終えた姫路城のある姫路市にあります。
 

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▼プログラム
  • 有機自然農業の45年   保田茂先生 神戸大学名誉教授 兵庫農漁村社会研究所 理事長
  • 保存会の13年と今後のこと ひょうごの在来種保存会顧問 山根成人
保田茂先生の「有機自然農業の45年」というお話が素晴らしかった。
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  • 有機農業は「天地有機」に由来。大自然の法則を読み取り、大地に天地有機の法則を応用する農業。物質循環と生命循環を基本に、汚染と破壊のない世界の再創造(環境創造)を目標とする。
  • 「天地有機」とは、天地「機」あり、ということ。「機」とは機会(時)であり、機械(仕組み)。大自然には時あり、仕組みあり、法則がある。有機農業とは、大自然の法則をいかす農業であり、有機物を使う農業ではない。
  • 配られたテキストには「有機農業の講義-有機農業の思想と方法-」と書いてあった。

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山根さんのお人柄が、会場の風通しのいい空気を作っているのでしょう。私たちのような初めての遠くからの参加者も、昔からよく知っているように迎え入れられて、肩に力が入らず、居心地がいい。山形大学農学部の江頭宏昌先生もお見えになっていました。
 
▼ひょうごの在来作物
Photo

今回の「農に感謝の集い」は、ひょうごの在来種保存会編著による『ひょうごの在来作物』の出版記念会でもありました。残り少ない在庫から、無理矢理分けてもらいました。山根さんのサイン入りです。

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