ナルトみかん または 鳴門オレンジ
- 「鳴門蜜柑之伝」(明治22-1889年刊行)によると、洲本下原町で発見された唐橙の種子が起源という
- 19世紀前半、現在の洲本市に住んでいた陶山与一郎長之という武士が、唐ダイダイの実生に独特の風味の果実がなったので喜び、秘蔵。一部の人びとに珍重されていた。子孫の余市右衛門長知が領主、蜂須賀侯に献上。鳴門海峡にちなんで「なるとみかん」と命名された
- 1827(文政10)年頃から島内に広がり、ピークは1949(昭和24)年頃で、島内果樹園の約40%で栽培。その後温州ミカンの普及により、年々減少し現在は14ha程度
皮をむいて試食させてくださいました。木からもいだのをその場で食べると、なんだかすごくおいしい。酸味がさわやかでした。
髙榮幸雄さんのお宅は、海が見える素晴らしいロケーション。おうちのすぐ前に畑があります。
高榮さんは、お菓子などに使われる加工用に、生果を出荷されているそうです。これはポン酢とドレッシング。名前は「鳴門オレンジ」になっている。いまは「ナルトみかん」とはいわないのかもしれない。
重さは230~270g。すごく酸っぱいけど、酸味が好きなら、おいしい。
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