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2017年8月12日 (土)

「いわき昔野菜」のきゅうり

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【伝統野菜プロジェクト】が開いた<在来きゅうりフェスタ>に、福島県からは、「いわき昔野菜」と「会津伝統野菜」のきゅうりがやってきました。△写真は、「いわき昔野菜」のきゅうりたち
 
「いわき昔野菜」の「昔野菜」とは、「ある地域で、世代を越えて、栽培者によって種苗の保存が続けられてきた作物」のことです。
 
いわき市役所は、2010年度から「伝統農産物アーカイブ事業」を行い、いわき市に古くから伝わっているけれど、いまや消えつつある在来作物や伝統的な農作物加工法を調査し、貴重な地域資源として次世代に継承するために、「いわき昔野菜図譜」や「いわき昔野菜のレシピ」を公開しています。
 
[野菜の学校]では、2014年7月に、「いわき昔野菜」をテーマに講座を開きました。そのときお世話になったのが、いわき市で地域資源連結活動をおこなっているいわきリエゾンオフィスの方たちです。今回も湯澤ナヲさんにお願いし、{昔きゅうり」「小白井(おじろい)きゅうり」「根室きゅうり」を送っていただきました。

▼昔きゅうり
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  • 主産地:三和町三坂地区
  • 来歴:明治時代から自家採種により栽培してきた。品種は明らかではないが、果形は華南型に似ている
  • 特徴:長さ20㎝、太さ7㎝と果形は短くて太い。果皮はやわらかい
  • 料理:若採りは酢のものや漬けものなどの生食に、成熟した実は炒めものやみそ汁の具に。また、塩水で漬ける、地域の伝統食「どぶ漬け」にも使われる
 
▼小白井(おじろい)きゅうり
3485
  • 主産地:川前町小白井地区
  • 来歴:明治時代からこの地区で栽培されてきた半白系。品種は不明。現在は自家消費用のみ。
  • 特徴:長さ約20㎝、太さ8㎝の円筒形。熟果の果皮は茶褐色でネットが現れる
  • 料理:若採りは生食にむく。太く育ったら、炒めものやみそ汁の具などに。伝統食「どぶ漬け」にも使われる
 
▼根室きゅうり
3468
  • 主産地:田人町荷路夫根室地区
  • 来歴:根室に嫁いできた女性が、川部の農家からタネを譲り受け、地這の栽培法とともに、と受けついだのがはじまり。品種は不明
  • 特徴:昔ながらの果皮のやわらかさが評判で、栽培が続けられている。標高500m以上ある根室地区は、朝晩が冷涼で、実が大きくなってもかたくなりすぎない
  • 食べ方:20~30㎝まで育ててぬか漬け、みそ汁の具などに使う
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