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2017年8月 7日 (月)

山形の在来きゅうり

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山形には、たくさんの在来作物が残っています。

きゅうりは、庄内の「鵜渡川原(うどがわら)きゅうり」や「外内島(とのじま)きゅうり」、最上の「勘次郎きゅうり」、置賜の白鷹町には「畔藤(くろふじ)きゅうり」がありますし、山形在作研が編纂した『どこかの畑の片隅で』には、鶴岡の「與治兵衛(よじべえ)きゅうり」も紹介されています。
 
このうち、<在来きゅうりフェスタ>にやってきたのは、「鵜渡川原きゅうり」と「勘次郎きゅうり」。「外内島(と書いてある)きゅうり」もやってきましたが、「あれっ、これが外内島??」と驚くスマートな姿、それに全員揃ってお行儀がよすぎます。これはF1の違うきゅうりではないか、ということになり、展示から外しました。後から本物の鵜渡川原が届いたときには撮影する時間がなく、写真はありません。
 
▼勘次郎きゅうり

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  • 明治時代に、鮭川村京塚から真室川町差首鍋の旧家に嫁いだ女性が持参したという。「勘次郎」はその家の屋号
  • 果皮色は黄色。ずんぐりして水分が多く、生食向き
  • 最上の伝承野菜に認定されている
 
▼鵜渡川原(うどがわら)きゅうり

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  • 「鵜渡川原」というのは、酒田市亀ヶ崎のかつての地名。山形在作研編纂の『おしゃべりな畑』には、青葉高氏が薦めた「酒田きゅうり」という名前で出ている。「大町きゅうり」とも呼ばれていた
  • 庄内弁で「小さくてかわいい」という意味の「めっちゃこ」きゅうりという商標を取り、JAを通じて販売している
  • シベリア系のきゅうりだが、由来は不明
  • さわやかな苦みが特徴。辛子漬けにすると美味
※いつもは準備中に撮影しますが、今回は間に合わず。自宅に持ち帰って撮影しました。小さいほうは約70g、大きいほうは約80g。
 
▼外内島(とのじま)きゅうり
  • 鶴岡市外内島地区で古くから栽培されており、苦みがある
  • ネット情報によると、弘法大師が出羽三山に向かう途中、外内島地区でごちそうになったきゅうりでのどの渇きを癒やしたといわれる幻のきゅうりだそうだ
  • 『どこかの畑の片隅で』によると、ピクルス向き
 
 

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