土佐によみがえる牧野野菜
牧野富太郎博士は、江戸末期から昭和に到る94年の生涯において、植物の標本約40万枚を収集、1,500種類以上の新種や新品種を命名した「日本植物学の父」です。その名を冠した<牧野野菜>が土佐でよみがえり、いま注目を浴びています。在来のツケナやかぶ、だいこん、ねぎ、なす、きゅうり、豆、ごまなど50点以上。
その採種や栽培などのために、生産者を中心に誕生したのが“Team Makino”です。なぜ<牧野野菜>と呼ばれるのか。この野菜を復活するためにどんな活動が始まっているか。収集と復活、出会いと再生の物語を、Team Makino代表の熊澤秀治さんがお話しくださいます。この機会を、どうぞお見逃しなく。
~日本植物学の父、牧野富太郎博士の贈りもの~
土佐によみがえる牧野野菜
2018年2月3日(土) 13:00~16:00
- 講師:熊澤秀治氏
Team Makino代表。高知市潮江地区に千年以上続く熊澤家当主。その地名のついた「潮江菜」を追い求め、諦めかけていたとき、運命のようにその種がやってきたという。現在「潮江菜」は牧野野菜を代表する作物となり、東京の有名デパートにも出荷。2016年6月“Team Makino”を結成し、牧野野菜の育成に取り組んでいる。
- 日時:2018年2月3日(土) 13時-16時 12時30分受付開始
- 会場:東京都青果物商業協同組合ビル8階セミナールーム(千代田区神田松永町104番地)
- アクセス:JR秋葉原駅中央改札口徒歩2分
- 参加費:5,000円 定員:40名 定員に達ししだい締め切ります
- お申し込み方法:申込書にご記入の上、FAX、またはEメールをお送りください
- お問い合わせ:伝統野菜プロジェクト事務局(10時~18時)
TEL 03-5315-4977 FAX 03-5315-4978
Eメール:kusama@wordsworks.co.jp
▼案内リーフレット
「makinoyasai_fryer.pdf」をダウンロード
▼参加申込書
「makinoyasai_application.pdf」をダウンロード
今回予定しているのは、「潮江菜」「山内家伝来大根」「三谷ねぎ(山内家由来)」「田村かぶ」「焼畑のかぶ」「唐人豆(落花生)」ほか。
なかでも「潮江菜」は、かつて高知市潮江地区だけでつくられていたツケナで、水菜の原種とされています。今回は、「潮江菜」を、「京水菜」、関東地方の「水菜」と食べくらべることにしました。もちろん、毎回ご好評のスタッフ・オリジナル・レシピによる試食も用意します。
ふるってご参加ください。
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