高知、江本農園の「アンテナスイカ」
「あのとき」というのは、1月の下旬。勉強会<土佐によみがえる牧野野菜>の準備に、取材させていただいたときのことです。江本農園は、牧野野菜のコレクションにあるすいかの栽培を担当している、すいか専門の農家さん。すいかの復活で、魅力ある牧野野菜が増える、と期待されています。
上記リストのなかのすいか栽培を担当するのが、「スイカ屋えもと 江本農園」、すいか専門の農家さんです。
スイカのハウスが並んでいる向こうに太平洋が見える、素晴らしいロケーション
江本農園のすいか栽培のポイント、1つめは「空中栽培」「宙づり栽培」「吊り下げ栽培」「立体栽培」などと呼ばれる方法。すいかがハンモックに揺られているようです。光合成的にメリットがあるのだそうです。それとこれ、形や色など外観も美しく育つんじゃないかしら。
2つめのポイントは、「一木一果」。つまり、マスクメロンのように、1株に1個だけ実をつけ、たいせつに育てられている、ということ。
ポイントの3つめは水やり。すいかはほとんど水でできていますから、味を決めるのは水。「スイカ屋えもと」さんならではの水分コントロール、と拝察します。
「収穫から日にちが経っていて…」とおっしゃいますが、「えーっ! 1か月も経っているの?!」という驚きの味でした。
今回、収穫したての「アンテナスイカ」を送ってくださったのはその「リベンジ」というわけでしょう。プロジェクトメンバーが集まるときに味わうことになりました。
スペイン料理店でいただいた「アンテナスイカ」。お料理の最後、フルーツの盛り合わせに登場しました。
このシーズンにこんなにおいしくいただけることに、みんなビックリ。以下はメンバーの感想です。
- 1月にいただいたものに比べて、さすがにみずみずしい
- 甘さも、果肉の具合(固すぎず、粉っぽくもなく)、ジューシーさもほどよい
- 皮の近くまで甘い
- この時季にいただけるのは贅沢すぎる
- 賞味できて感謝
ほんとうにごちそうさまでした。
※勉強会<土佐によみがえる牧野野菜>については、こちらをごらんください。⇒ここをクリック
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