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2018年4月14日 (土)

「牧野野菜」のまめ-3 唐人豆

5000

植物学者牧野富太郎博士が生まれ育った土佐で、古くから作られてきた野菜のコレクション-「牧野野菜」のリストの約4割を占めるのが豆です。そのひとつ、「唐人豆」とはピーナッツのことですが、これは並外れたビッグサイズ。いま私たちが普通に食べている、明治以降に導入されたピーナッツではなく、日本に初めてやってきた豆が何百年も受けつがれてきた、貴重なものです。
【伝統野菜プロジェクト】が開いたセミナー「牧野野菜」で、生産者グループ“Team Makino”の熊澤秀治代表がご紹介くださいました。
 
▼ほかの豆と比較するとサイズがわかります
45007
 
以下は熊澤さんのお話から
  • 「唐人豆」は「南京豆」とも呼ばれ、16世紀ごろに中国から渡来したといわれるが、定かではない。※落花生は「18世紀に東アジア経由で渡来」という説もある。
  • サイズが非常に大きい。鞘が6㎝くらいになる。今回収穫したなかで一番大きいのは、一粒3.5㎝あった。落花生とは思えないほどのサイズ。
  • 味は、びっくりするくらいおいしい。
  • 落花生は全国各地にあるが、商業栽培されているのは明治以降にアメリカから導入されたもの。牧野野菜の「唐人豆」は申し送りに「宿毛市沖の島弘瀬というところの山下氏よりいただいた、江戸時代からの伝」とある。
  • 沖の島は高知県宿毛市の沖合い25km に浮かぶ離島で、サンゴ礁からマグマが隆起してできた花崗岩土壌。いまでも「地豆」と呼ぶ落花生の栽培が盛んで落花生を使った郷土料理も多いという。ただし、いまの地豆が牧野野菜の「唐人豆」と同品種かどうかは確認できていない。
  • 株が大きく、一般的な品種の倍の2メートルほどになるので、収穫が自動化できず、現在はすべて人力。ゆくゆくはなんとか自動化を進めたい。
 
※牧野野菜については「牧野富太郎博士の贈りもの-牧野野菜」をごらんください。
 
 
 

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