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2018年7月 2日 (月)

食べくらべ-2 宮重を食べた!

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江戸時代、尾張国のだいこん「尾張大根」は全国に知られた名産品でした。いま、愛知県が認定している「あいちの伝統野菜」には「宮重」「方領」といった、ニッポンだいこん界の重鎮が名を連ねています。ふつう「尾張大根」というと、このどちらかを指すようです。

▼[野菜の学校]で初めて出合った「宮重」
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宮重に初めてお目にかかったのは2008年1月。[野菜の学校]でだいこんをテーマに勉強したときでした。野菜の講師が、タネ屋さんの圃場で試験栽培された貴重なだいこんの数々を持ってきてくださったのです。
 
そのときは見るだけで、食べることはできませんでした。今回は、食べくらべが終わると「好きなだいこんを持ち帰って試食してみてください」というではありませんか!
▼今回持ち帰った「宮重」
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もちろん、新幹線にいっしょに乗って帰ってきました。でも、勇んで食べてみると…。かたくて、えぐみと苦みが強い。江戸時代の評判とは大違いなのは、時期が過ぎているからでしょう。なにしろ花が咲いちゃっていたもの。いま出まわっている「耐病総太り」も、花が咲いたらこんな味になるのかなぁ。
 

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