タネと人との素敵な関係
タネと人との素敵な関係
一粒の小さなタネから、新しい芽が出て、美しい花が咲き、実りがもたらされます。
タネは、自然の奇跡のような、いのちのカプセル。このタネが世界から失われたら、食べものはなくなり、人という存在は消えてしまいます。一方タネのほうも、人が使い続けることによって未来につながれています。
在来野菜は自家採種でタネが受け継がれていますが、近年、農家にとって大半のタネは買うものになっているのが世界の潮流です。
今回は、タネと人との関係を、食のこと、農業のことを考えながら、お話しいただきます。講師は、タネの研究の第一人者である龍谷大学経済学部教授:西川芳昭氏。タネの価値と可能性、人との素敵な関係をごいっしょに考えてみませんか。
毎回好評の試食会では、ふきのとう、かたくりの花、野かんぞう、たらの芽など、日本人が古代より早春の恵みとして愛してきた山菜を中心に味わう予定です。ふるってご参加ください。
- 講師:西川芳昭(にしかわよしあき)氏
龍谷大学経済学部教授(農業・資源経済学)。1960年、奈良県のレンゲ、タマネギの種屋に生まれる。京都大学農学部農林生物学科卒業後、バーミンガム大学大学院植物遺伝資源コース及び開発行政専攻修了。国際協力機構、農林水産省、名古屋大学大学院教授などを経て現職。一貫してタネと人との関係にこだわり、『作物遺伝資源の農民参加型管理』、『奪われる種子・守られる種子』(共著)、『生物多様性を育む食と農』『種から種へつなぐ』(編著)など著書多数。
- 日時:2019年4月6日(土)13時~16時(12時30分開場)
- 会場:東京都青果物商業協同組合ビル8階セミナールーム(千代田区神田松永町104番地)
- アクセス:JR秋葉原駅中央改札口徒歩2分
- 参加費:5,000円 定員:40名(定員に達ししだい締め切ります)
- お申し込み:申込書にご記入の上、FAX または Eメールをお送りください
- お問い合わせ:伝統野菜プロジェクト事務局 TEL03-5315-4977(10:00~18:00)
- お申し込み:FAX03-5315-4978 Eメール:kusama@wordsworks.co.jp
▼申込書はこちら
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