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2019年5月27日 (月)

八百善よもやま話

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歌舞伎座花篭ホールで開かれた「八百善十代目が語る--江戸の味東京の味」に参加しました。歌舞伎座×ちくま大学・学ぶ「江戸食文化紀行」大江戸味ごよみの第9回目です。

お話は「十代目」と呼ばれる栗山善四郎氏。
私は鎌倉の「八百善」に二度行ったことがあります。二回とも十代目のお話はなかなか止まりませんでした。(そのときのメモはこちらをクリックしてください⇒⇒ランチの野菜度「八百善」

▼十代目栗山善四郎氏
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今回もお話がたくさんあって、なかなかテーマ「江戸の味・東京の味」にたどりつきません。でも、「八百善」が江戸随一の名店といわれた理由は、少し理解できたと思います。
キーパースンは四代目栗山善四郎です。この方、初代から三代目までの栗山さんとは血がつながっていません。四代目は当時権勢を振るった人の子なのだそうです。このことと、四代目の頃から、江戸で唯一、幕府が許可した「料理家」を名乗れたことは関係がある、と考えるのは自然でしょう。現代とはお上の重みがまったく違う江戸時代、幕府お墨付きのお店が、大名や金貸しの接待の場、文人墨客が集う店として繁栄をきわめていくのもトーゼンです。

今年2月、私は八百善江戸東京ツアー「向島」に参加し、四代目ゆかりの神社「白鬚神社」に参拝しました。そのときのメモはこちらです。四代目について、少し書いています。

▼試食タイムのお料理
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右奥の煮ものは、いまは鎌倉にある「八百善」のお庭に生えている蕗を使用。メインは甘いかき玉子をのせたごはん。江戸時代に八百善が作った料理の再現ではなく、「吉原の遊女が泊まり客のためにこしらえたという特別な料理」だそうです。

お料理についての詳しい説明はお話の最後にありました。「八百善」の令和元年五月、ということは今の献立について。行ってみたくなった人が多いのではないかな。

いっしょにお話を聞いた仲間のひとりによると「今回は“八百善よもやまばなし”だね。こういう話、好きな人いるよ」と。「四方山話」とは、『大辞林 第三版』によると、「種々雑多な話。いろいろな話。世間話 」です。そうか、今回のテーマは…などと言わず、話している人を見て楽しむのがいいのね。それにしても客席は満員だった。

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