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2019年8月 7日 (水)

福島秀史さんの畑 真黒(しんくろ)なす

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なすが実をつけていました。「真黒なす」です。
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「真黒なす」は江戸東京野菜ではありませんが、在来種です。
青葉高先生は『日本の野菜』のなかで、こう書いておられます。

関東地方の好みはいわゆる卵形で、関西に比べると小型の品種が好まれ、代表的な品種は真黒茄である。真黒茄は名前のように鮮やかな紫黒色で、蔕下は白く、紫黒色がいっそう引き立って見える。なお真黒茄はそれほど古いものではないらしい。

野口のタネの袋には「埼玉県草加地方で発達したやや小型の中長形茄子で、東京市場で好まれ、「千両二号」をはじめとするその後の多くの一代交配種の片親」と書かれています。

青葉先生によると「それほど古いものではないらしい」のですが、野口さんは「一代交配種の親」とおっしゃっていますから、一代交配種が登場する1960年代以前に関東で流通していた、と考えてよさそうです。

▽真黒なす(2009年9月撮影)
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