« エソジマおかき | トップページ | ニッポンお宝食材 »

2019年12月11日 (水)

大江戸味ごよみ 12月11日(水)江戸のねぎ

筑摩書房刊の日めくりカレンダー『大江戸味ごよみ2019』に、伝統野菜プロジェクトとして書いた江戸東京野菜のコラム。最後のテーマは「江戸のねぎ」です。

191211_s

関東は「白ねぎ」「長ねぎ」、関西は「葉ねぎ」「青ねぎ」、と東西で違うねぎ。江戸のねぎは、開府直前の頃、砂村(現・江東区)周辺で、関西からの入植者が栽培を始めた青ねぎがモトという。関西より寒い関東では肝心の葉が枯れてしまった。地中の白い部分を食べるようになり、土寄せが考案され、さらに改良されて、白い部分が長い「根深ねぎ」となった。

▼九条ねぎ-京都
0003

▼千住ねぎ
9731
「根深ねぎ」は、「長ねぎ」、「白ねぎ」とも呼ばれる。

「江戸東京野菜」に認定されているねぎには「千住ねぎ」「砂村一本ねぎ」「拝島ねぎ」の3種類がありますが、お目にかかったことがあるのは「千住ねぎ」のみ。JA東京中央会のサイトによると、「砂村一本ねぎ」は、「天正年間(1573~1592)に摂津(大阪)から砂村(江東区北砂・南砂)や品川などに」とされる青ねぎの子孫。「拝島ねぎ」は「昭和初期に水戸から」持ち込まれたものです。栽培の歴史はずいぶん違いますが、どちらも「根深」、関東のねぎです。

先日、ねぎの講座で、「ねぎのいちばん好きな食べ方はなんですか?」という講師への質問がありました。講師は横浜植木(株)の上村英俊さん。「ねぎまです」というお答を聞いて、食べたくなりました。ねぎはもちろん「根深」ね。
▼北池袋「ねぎま」のねぎま
7194 7197

|

« エソジマおかき | トップページ | ニッポンお宝食材 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

伝統野菜・地方野菜」カテゴリの記事

野菜(葉菜類)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« エソジマおかき | トップページ | ニッポンお宝食材 »