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2021年1月28日 (木)

SEED VOL.18 

山形在来作物研究会(以下「在作研」)の会誌「SEED VOL.18」が届きました。特集は二つ。「山形県庄内地方の焼畑の現在」と「種苗店と在来作物」です。どちらも、在作研会長、山形大学江頭宏昌教授が執筆しておられ、必読です。

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巻頭言「伝統食材を身近に」も、もちろん江頭先生。100円ショップで購入された「炊飯マグ」を使い、研究室で、伝統食材を入れた「かてめし」を炊いてランチにめしあがっているといいます。
始めたきっかけは「戦前の人が普段食べていた飯はどんな味だったのだろうか」と思い立ったこと。そこで、東北で主食だった三穀飯(米・麦・粟)に、「かて」としてだいこん、かぶ、さといも、じゃがいもなどを入れているそうです。食べた印象は「ヘルシーで美味しい」。さらに「炊飯マグのおもしろいところは、ごく少量で自分なりの伝統食材を入れたアイディアを数多く試せること」ともおっしゃいます。
私も炊飯マグを手に入れよう。

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コメント

伝統野菜の件
初めまして、HP記載の伝統野菜について
①伝統野菜は美味しいのでしょうか?
②伝統野菜は有機野菜でしょうか?あるいは無農薬?
③現在も伝統野菜の活動をしてらっしゃるのですか?

もしよろしければご教示願います。
お忙しいところ恐縮です。

投稿: 志村 | 2021年12月26日 (日) 11時11分

コメントをいただき、ありがとうございます。以下、お役に立つかどうかわかりませんが…。
①[野菜の学校]では、伝統野菜とふつうに売られている野菜を、生や蒸したり茹でたりして、味をつけずに食べくらべました。
「食べやすい」という言葉がありますが、伝統野菜は一般的に言って食べやすくはないと思います。これは、おいしいかどうかということとは別の話です。料理の仕方にもよりますが、私はたいていの伝統野菜はおいしいと思います。
②伝統野菜は、有機栽培あるいは無農薬栽培とは限らない、と思います。
③現在の活動は、伝統野菜の仲間とのオンラインミーティングのみです。来年こそは何か…と話し合っていますが、オミクロンが出現してしまい、リアルな活動はむずかしいかもしれません。

投稿: クサマヒサコ | 2021年12月26日 (日) 16時11分

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