2020年3月16日 (月)

埼玉県「比企のらぼう菜」

3月7日(土)に開催するはずだった、伝統野菜プロジェクト主催のセミナー「のらぼう菜と仲間たち」は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で中止。1年後の春に開くことになりました。事前に進めていた「のらぼう菜」の取材、忘れないようにメモしておきます。

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「のらぼう菜」は、江戸時代後期に代官・伊奈忠宥が地元の名主に命じて江戸近郊の12村にタネを配布した、という記録が残る野菜です。そのおかげで、天明・天保の大飢饉の際、人々は飢餓から救われたといいます。
現在、この系統が、埼玉県、東京都、神奈川県で、それぞれの伝統野菜として栽培されています。そこで、この3地域の「のらぼう菜」を比較してみよう、ということになりました。これが、今回のセミナーのテーマです。

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2017年8月14日 (月)

八町(はっちょう)きゅうり

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【伝統野菜プロジェクト】が開いた<在来きゅうりフェスタ>に長野からやってきたのは、信濃伝統野菜の「八町きゅうり」。プロジェクトメンバーは、以前に運営していた[野菜の学校]で、2011年7月に出合っています。

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2016年12月18日 (日)

農大チーズケーキ

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10月に八百屋塾に講師として来てくださった、東京農業大学の宮澤紀子先生から、きのこの本をいただきました。その包みにいっしょに入っていたのが、「農大チーズケーキ」です。
 

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2016年2月23日 (火)

野菜の学校(12) 「まんば」の食べくらべ

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[野菜の学校]2月のテーマは、香川の伝統野菜・地方野菜。食べくらべは、香川の「まんば」を中心に、長崎の「雲仙こぶ高菜」と東京の「高菜」をゆでて比べました。写真は左から「まんば」、「雲仙こぶ高菜」、「東京産高菜」。

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2014年1月28日 (火)

野菜の学校(12) 中島菜の加工品

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「中島菜」は能登伝統野菜のトップスターといっていいでしょう。どちらというとおとなしい姿ですが、すきっとした辛みと、りりしい歯ざわりには独特の魅力があります。おまけにビタミンCはこまつ菜の3倍、最近は高血圧を予防するはたらきがあることがわかったとのこと。地元もPRに力が入るわけです。

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2014年1月23日 (木)

野菜の学校(7) 能登大納言

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能登半島でのあずき栽培は、江戸時代の本に登場するほど古くからおこなわれてきました。その中から生まれた「能登大納言」は、色つやがよくサイズもみごと。「こしあんにするとバチがあたる」といわれます。そのわけは…。

 

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2014年1月21日 (火)

野菜の学校(5) 神小原(みこはら)くわい

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能登半島の西側の付け根に羽咋(はくい)という町があります。その中山間地域、神子原の棚田で30年以上前から作られているくわいです。

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2013年9月28日 (土)

野菜の学校(11) 最上伝統野菜スイーツ

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江頭宏昌先生から「最上伝承野菜を使ったスイーツがある」とうかがい、「勘次郎きゅうりのジュレ」と「タルト甚五右ヱ門」をお取り寄せ。少しずつお味見しました。最上郡真室川町の「おかしの平和堂」のオリジナルです。

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2013年9月25日 (水)

野菜の学校(9) 戸沢村のパプリカ

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[野菜の学校]9月のテーマは、山形県最上地方。地方の特産野菜もいくつかやってきました。その一つが戸沢村のパプリカです。

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2013年6月 3日 (月)

伝統野菜はおもしろい!

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6月1日(土)、「伝統野菜はおもしろい ~なぜ守るのか、なぜ伝えるのか~」という特別講座を開きました。
NPO野菜と文化のフォーラムが主催する[野菜の学校]では、この3年間「日本の伝統野菜・地方野菜」をテーマに勉強会を開いており、運営している私たちは、知れば知るほどその奥深さ、おもしろさに魅了されています。

7月からスタートする[野菜の学校2013]は日本の伝統野菜をテーマにする最終期です。その前に、私たちがなぜこんなにはまってしまったかを伝えて、まだその魅力をご存じない人たちにもぜひ一歩踏み入れてもらいたいと思い、この特別講座を開くことにしたわけです。

ラッキーなことに、伝統野菜の世界のシンボルともいえる存在の江頭宏昌先生と、農産物流通改革のシンボルであり、野菜の味には格別な一家言をもつ山本謙治氏を、スピーカーにお迎えすることができました。

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